皆がいいと思います
私の両手を広げてもお空はちょうとも飛べないが飛べる小鳥は私のように地面をはやくは走れない。私が体をゆすってもきれいな音を出ないけど、あの鳴るすずはわたしのように、たくさん唄は知らないよ。 すずと小鳥、それから私みんな違って、みんないい。 私の好きな詩金子みす、の「私小鳥とすずと」という詩です。この詩に出合った時の感動は忘れがたいものです。初めてその詩を読んだのは中学ときでした。父の仕事の都合、長い間海外で暮らしいした私は帰宅後上手く言葉が話せず、何でも人より恐れが地でした。どうしてみんなとみんなのようにできないのだろうと悩んでいました。そんなとき「みんなちがってみんないい」という言葉出合いとても刷毛まされたのです。そして時間がたつとともに、そんななやみも消えてしまいました。 あとで知ったのですが金子みす、の人生は決して明るいものではなかったそうです。彼女が生きた時代は、 1 人一人の個性や間違いが大切自分らしさを認められなかった。